突然ですが、米国での就職活動についてふれたいと思います。
渡米後、就職活動を続け、結果¥マイクロソフト本社のテレセールス部門のGM(ゼネラルマネージャー)にレポートするコンサルタントとして職を得ました。
マイクロソフト歴が12年と長かったこともあり、その経験を活かしてエグゼクティブ向けのレビュー資料を作ったり、上司が管理しているチームのプロジェクトの進捗や問題をまとめたり、各国のリソースと売り上げの分析したり、チームのメンバーのプランニングに入ってプラン作りを協業するなど、コンサルタントというよりは限りなくプロジェクトマネージャに近い仕事をしてます。
が、在職中もマイクロソフト以外の会社や職種にチャレンジしてみたいという希望があったのでMonster.comやLadder.comに会員登録し(無料ですよ~)レジュメをいまだに流通させています。
『いい職に尽きたい』という気持ちがある以上、今の職に満足していても、自分をJob Marketから引き下げてしまうのはもったいないので、常に自分の新しい情報をこういったJob Search サイトに乗っけておくのは良いことだと思います。
あと、Resumeは最新のものに書き換えておくのがなにより重要!
自分がやった仕事や経験をアップデートしてより魅力的なものにしておくのもお勧めです。
加えて必ず『今もお仕事探してます』という欄にチェックを入れておく、これ大事。
で、今日はここからリクルーターからのアプローチのお話。
前述のオンラインWebサーチサイトに登録しておく場合に、『日中コンタクトOKな電話番号』というのを記載する欄がたいていあります。
ここに、電話番号を入れておくと、条件にマッチすると、結構な確率でリクルーターから電話がかかってきます。
しかも、突然。
以下、リクルーターからの電話の再現。
なぜ再現するかというと、リクルーターからの電話には”会話マニュアルが存在するんじゃないか?”と思うぐらいみんな同じような会話をするからです。
私だけの経験なので限定的だとは思いますが、何かの参考になれば。
リクルーター:『こんにちは。ベネット(私のこと)と話できる?』
私:『はい、私ですが。』
リクルーター:『あら、こんにちは。今日はどんなかんじ?』
私:『あ、ぼちぼち、いい感じです。』
リクルーター:『私は○○○社のリクルーターであなたのレジュメを****で見つけたんだけど、あなたまだ仕事探している?』
(ポイント:仕事探してる?ってきかれたらとりあえず話を聞くだけ聞くのにYesといってみる)
私:『ええ、もちろん』
リクルーター:『そう、それは良かった。じつはね、うちの会社、KirklandにあるITコンサルティングか会社で、顧客にうちのソリューションをご紹介するとか総合的にやってもらうProduct ManagerのポジションをHiringしてるのよ。あなたのレジュメを****で見つけて、経験的にもちょうどいいと思って、電話してみたの。』
私:『はぁ。』
リクルーター:『あなた、以前はマイクロソフトでProduct Managerやっていたのよね?で、こちらのマイクロソフトに今はコントラクターで勤めている?』
私:『そうです。2008年にこちらに来まして。』
リクルーター:『前の会社はなぜやめたの?』
ポイント:この類の『なぜ、どんな理由で前の会社をやめたのか?』は(私の経験では)100%聞かれます。結構詳しく回答することを求められます。
私:『えーと、辞めたくはなかったんですが家族の都合で。旦那がこっちに仕事で異動になったもんで。やむなく。』
リクルーター:『Ok,なるほどね。Product Managerって具体的にどんな仕事をしてたの?』
私:『えーとですね、だいたいおおきく3つありまして・・・』
ポイント:どこにでもある話ですが、第一印象大事ですので、とりあえず3つの法則に従い、3つぐらい列挙し簡潔にご紹介。
リクルーター:『OK.ありがと。じゃあ、今こっちのマイクロソフトではどんな仕事を?』
私:『こちらもおなじく3つぐらい大きく分かれまして、あーだ・こーだ』
リクルーター:『そう。ありがと。』
ここから、リクルーターが探している職種・仕事内容・給与レベルなどなど、ザーッと説明されて『質問ある?今からメールで詳しい情報を送るわ。』となります。
続いて、
リクルーター:『ところであなたどんなWorking Eligibilityで働けるの?』
私:『GCです』
リクルーター:『OK.』
ポイント:外国籍っぽい人には100%聞かれるんでしょう。
リクルーター:『じゃあ、今もうメール送ったから、詳しい情報は見ておいてください。興味があったら最新のレジュメを貼り付けて返信してちょうだいね。Hiring Managerにつなげてインタビューするから。チャオ!』
以上、終了~。ちーん。
大体15分ぐらい、リクルーターは電話でスクリーニングするんですね。
そして、ここから、インタビューへとつながっていくのです。
続く。
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