私は伴侶が勤務先の企業からスポンサーしてもらい2008年にグリーンカードが取れたのをきっかけに、付帯ビザを早速グリーンカードに書き換える手続きを進めました。
申請先は、入国ビザと同じUCSICです。
こちらが、グリーンカードです。正式名称はPermanent Resident Card(永久居住権カード)。
本当にカードなんですねー。そして、色は、緑ではなくて白なんですねー。
米国市民ではない居住者・非移民がグリーンカードを取得するには以下の4つのとり方があります。
- 家族スポンサーによる
- 米国市民と結婚する、など
- 自己の才能および能力による
- EB-1ビザと呼ばれ卓越した才能がある人やグローバル企業の役員や同等の人(Lから変更するケース)など
- 米国の雇用先(スポンサー)のサポートによる
- 移民分散化プログラム(抽選永住権プログラム)による
- Diversity Immigrants Visa Program (DVプログラム)いわゆる”抽選”で付与されるケース
- 抽選は過去5年間において移民ビザの発給が少ない国の国民を対象に行われる
- 米国に投資をおこなうことによる
- ビザで言う投資家ビザと似た目的で、米国のビジネスの発展と雇用の促進を目的としており、ある一定の米国内における投資と雇用をもたらした場合に付与される
アメリカって本当に、移民を受け入れる国ですね。
日本と正反対。
では、いったいどのくらいの人数がこのグリーンカードを取得して永住権をとっているかというと・・
Home Land Securityから出ている最新の数字で
2009年で 1,130,818人が、
グリーンカードを取得した、ってことらしいです。
113万人!
うち、最も多いのが、74万人が家族スポンサーによる取得で、更にその半数を占める31万人が米国国籍の人と結婚してグリーンカードを取得です。
すごいぞ、アメリカの国際結婚!
続いて、
企業スポンサーによる取得が14万人。
例のDVプログラムによる取得が約5万人
難民・亡命が17万人!!!!!!
日本人にはなじみがないんですが、意外と多いのが難民と亡命。こちらの大学で知り合った知人のロシア人も99年にロシアから亡命してきました。
では国別にどこの国が一番多くグリーンカードを取っているか。
- Mexico – 15%
- Chine – 5.7%
- Philippines – 5.3%
- India – 5.1%
続いて
企業スポンサーでのグリーンカード取得の場合の国別ランクは・・
- 20,264 – India
- 14,147 – South Korea
- 11,295 – China
- 8,660 – Mexico
- 8,516 – Philippines
インド、韓国、中国! トップ3が見事に、アジア!(インドはアメリカから見るとアジアです)
この上位3つの国から米国の企業に働きに来ている方は、本当に優秀な人が多い。
でも韓国が中国を越えているという事実には少し驚きました。
グリーンカードから見えてくるアメリカの移民政策。
次の投稿でもすこし掘り下げますがきょうはここまで。。。。
詳しくはこちらのサイトが一番詳しいです。日本語です。
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